ダニ駆除の方法と生態
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ダニ駆除のポイント |
予防法(ダニの好む3条件と対策) |
1.高温多湿(温度20〜30度・湿度60%以上)・・室内の換気を良くする。または部屋を閉めきり除湿機で湿度 |
を下げる。ダニの弱点は乾燥に弱いことで、湿度が60%以下になると死んでしまいます。 |
2.餌が豊富・・多くのダニは食品カス、室内塵に混じったフケやアカなど有機物を好んで食べます。毎日のこまめ |
な掃除が大切です。 |
3.棲家がある・・畳、じゅうたん、寝具、布製品、衣類などを好みます。衣類や布製品はこまめに洗濯し、天日に |
干し可能なものはアイロンがけしましょう。できれば畳も天日干しし良く乾燥させほこりやゴミを掃除しましょう。 |
布団類のダニ予防・駆除にはよく晴れた日に5時間以上天日干し(何回も裏返す)するか布団乾燥機をかける |
と効果があるようです。 |
ダニ検査用マイティーチェッカーを使って室内にダニがどの程度生息しているかを検査することもできます。 |
駆除法 |
1.ダニ駆除ではまずは大掃除が重要です。畳、カーペットは直射日光で5時間以上干し、ゴミ・ほこりを掃い日が |
陰る前に取りこみます。布団にもダニはいますので、洗濯や日干しをしましょう。 |
2.干した後の畳やカーペットにダニコロパースプレーやフマキラーND-03で薬剤処理する。 |
また、押入などに市販の防虫シートを敷く。 |
3.ダニの数が多かった場合は更にスミスリン粉剤やフマキラーND-03で処理する。 |
屋内塵性ダニ駆除のポイント・・屋内塵性ダニが全くいない家と言うのは数少ないでしょう。少しぐらいいたから |
といって問題になる訳ではありません。逆に家の中からダニを全滅させニ度と発生させない様にすれば人も住め |
ない環境になってしまいます。要は増殖を抑えれば良いわけで駆除よりも予防をきちんとする事が大切です。 |
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ダニアレルゲンをチェック |
ダニ検査用 |
殺虫剤は使ってません |
食品成分の忌避剤 |
2WAYスプレー |
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ダニ駆除用 |
速効性と残効性W効果 |
安全性抜群の水性 |
業務用油剤 |
室内処理におすすめ |
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セットでお買得 |
誘引粘着シート |
不快害虫用 |
アレルゲンを除去 |
ダニ駆除専用薬剤 |
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アース製薬 害虫と殺虫剤の基礎知識 医薬品編より抜粋 |
ダニの被害 |
特にヒョウヒダニの死骸、糞等がアレルギー性の喘息や鼻炎、アトピー性皮膚炎の原因になります。また、ケナガ |
コナダニ等が大発生すると捕食者であるツメダニ類が増え人間の皮膚を刺し、痒みや皮膚炎を起こします。 |
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ダニの生態 |
1.ヒョウヒダニ(チリダニ)・・屋内塵性ダニの70%以上がこの種類です。ジュ−タンや寝具に多く生息し、死骸、 |
糞、脱皮殻がアレルギー疾患の原因になります。人を刺す事はありません。体長は0.3mm程度。人のフケ |
や食べカスをエサにしています。気温25度、湿度70%前後で活発に活動します。 |
2.ケナガコナダニ・・白い粉のようなダニで体長0.3mm程度。気温25〜28度、湿度80%前後で食品や畳に |
大発生する事があります。このダニのついた食品を生で食べると腹痛や嘔吐の症状が出る場合があります。 |
3.ツメダニ類・・体長0.5〜1cm内外の中型ダニです。他のダニ等を捕食しますのでエサとなるダニが発生する |
とツメダニ類も増えます。 |
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