ハエ駆除の方法と生態
ハエは食べ物や排泄物、ゴミを選ばずに止まり、O-157等の病原菌や皮膚や目の疾患の原因となる病原体を運びます。 主に堆肥から発生するサシバエは牛や人から吸血します。 飲食店や食品工場では飲食物(商品)への混入も大きな問題です。
ハエ駆除のポイント
ハエ駆除対策・発砲錠散布例
ハエの生態
ハエと一概に言っても、日本国内だけで数千種類も生息しています。 ただ、衛生害虫として特に重要な種類は数十種類です。発生場所は種類によって異なりますが、病原菌を媒介する事に変わりはありません。
成虫の生息場所も種類によって異なります。 屋内に入ってくる種類は天井で休む種類が多いですが、イエバエ等種類によっては天井からぶら下がった紐に良く止まります。 また、発生時期は5~6月と9~10月にピークがあります。(北海道は7~8月がピーク、センチニクバエも全国的に7~8月がピーク)イエバエ等は冬場でも、幼虫・蛹・成虫いずれの状態でも生存可能です。 ●主な発生源●
ゴミ箱、埋立地、ゴミ処理場、堆肥、畜舎、便池、漬物桶、腐熟した果物・野菜、動物の死体など
●主な種類●
【屋内性】イエバエ、ヒメイエバエ、オオイエバエなど/
【屋外性】クロバエ類、キンバエ類、ニクバエ類など
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