毛虫(蛾)駆除の方法と生態 (チャドクガ・イラガ・アメリカシロヒトリ等)毛虫(蛾)駆除の方法 (チャドクガ・イラガ・アメリカシロヒトリ等)
毛虫(蛾)の被害【チャドクガ】 幼虫には毒針毛があり、触れると発疹と激しいかゆみを起こします。成虫にも同様の毒が付着しています。また、ツバキやサザンカなどを食害します。
【アメリカシロヒトリ】 桜、ケヤキ、カエデ、プラタナス、梅、柿、ナシなど多くの花木、樹木を食害します。
【イラガ類】 特徴のある毒刺を持ち触れると瞬間的に激痛を感じ、痛みと腫れが残ります。
※症状がひどい場合は病院で診察を受けましょう。 蛾(ガ)の生態チャドクガ
幼虫は淡黄褐色で黒い斑紋と条線を持っています。体長は大きくて25mm程度。4~6月と7~8月の年2回発生し、それぞれ約1ヶ月で成虫になります。成虫はメスが黄色で30mm、オスは褐色で25mm程度です。
アメリカシロヒトリ
幼虫は灰緑色~黒緑色で白色の長毛があります。体長は~30mm程度。成虫は白い蛾で25~35mmになります。枝先に糸で巣を作り集団で樹木の葉を食害します。発生時期は幼虫は5~6月と8~9月で、秋口の方が個体数が多く蛹で越冬します。
イラガ類
イラガ(黄緑の体色、茶色の斑紋)やアオイラガ(灰黄色に青色の条線)、ナシイラガ(緑色、黒と黄の条紋、毒刺は赤)など多くの種類がいます。幼虫は6~8月に見られ蛹で越冬し、5月頃に成虫になります。
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