シバンムシ駆除の方法と生態
木材や乾燥食材、お菓子などに幼虫が加害します。人間に対して直接的な害はありませんが、シバンムシに寄生するシバンムシアリガタバチに刺される等の2次的な被害をもたらすので大量発生しない様に注意は必要です。
シバンムシ駆除のポイント
シバンムシの生態暖かい季節になると、部屋の中をゴマ粒のような茶色の小さな虫が歩いていたり飛んでいたりするのが、シバンムシです。日本産のシバンムシ類は50種類以上知られ、約40%の種類が木材や乾燥食品、タバコ、畳などを加害します。 代表的な種類としてはジンサンシバンムシ、タバコシバンムシ、クシヒゲシバンムシなどが挙げられます。体長はおよそ2~5mm程度と小型で体は褐色。頭部は前胸に隠れ見えないのが特長です。 古い建物に多く、梁や屋根裏など、換気の悪い湿気の多い場所に多く生息します。円い孔をあけ木屑や糞を排出し、円形・楕円形の噴出粉が混じっているのも特長です。成虫は5~10月位まで見られます。 シバンムシアリガタバチに注意!
アリに似た2~3mmのハチ。雄は羽を持つがメスは羽がない。産卵管が毒針の役目を持ち刺されると痛く、痒みと発赤が続く。シバンムシなどの幼虫に寄生してしばしば人を刺す被害を出す。駆除するにはシバンムシの駆除と同時に生息場所の畳裏やヘリなどにスミスリン粉剤を散布しておきます。
|