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シバンムシ駆除の方法と生態

木材や乾燥食材、お菓子などに幼虫が加害します。人間に対して直接的な害はありませんが、シバンムシに寄生するシバンムシアリガタバチに刺される等の2次的な被害をもたらすので大量発生しない様に注意は必要です。
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シバンムシ駆除のポイント

予防の方法
シバンムシの発生源、エサとなる乾燥食品類(穀物粉、乾麺、スパイス、ペットフードなど粉類の加工食品全般)を放置せず、缶などの密閉容器で保管しましょう。 ただし、発生源やエサは乾燥食品類だけでなく畳やタバコ、古本などにも及びますので、シバンムシに狙われたら侵入を防ぐのは難しいかも知れません。また、一般的な事ですが室内の換気を良くし湿度を下げることも予防法のひとつです。
駆除の方法
発生源が食品の場合は殺虫剤などは使用出来ませんので、加熱して駆除するか廃棄処分します。 畳から発生している様であれば、晴天の日に畳を直射日光に当て熱を上げるか、畳屋さんで熱処理して駆除します。
殺虫剤を使って駆除する場合は、畳を日に当て戻す前に畳の裏側の床面にスミスリン粉剤を散布した後、畳を戻します。またシバンムシ用のフェロモントラップを利用して駆除するのも効果的です。

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▼タバコシバンムシ用フェロモントラップ・・・ ドームトラップ・タバコ / ニューセリコ
▼ジンサンシバンムシ用フェロモントラップ・・・ フジトラップ・ハイレシス

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シバンムシの生態

暖かい季節になると、部屋の中をゴマ粒のような茶色の小さな虫が歩いていたり飛んでいたりするのが、シバンムシです。日本産のシバンムシ類は50種類以上知られ、約40%の種類が木材や乾燥食品、タバコ、畳などを加害します。

代表的な種類としてはジンサンシバンムシ、タバコシバンムシ、クシヒゲシバンムシなどが挙げられます。体長はおよそ2~5mm程度と小型で体は褐色。頭部は前胸に隠れ見えないのが特長です。 古い建物に多く、梁や屋根裏など、換気の悪い湿気の多い場所に多く生息します。円い孔をあけ木屑や糞を排出し、円形・楕円形の噴出粉が混じっているのも特長です。成虫は5~10月位まで見られます。

シバンムシアリガタバチに注意!

アリに似た2~3mmのハチ。雄は羽を持つがメスは羽がない。産卵管が毒針の役目を持ち刺されると痛く、痒みと発赤が続く。シバンムシなどの幼虫に寄生してしばしば人を刺す被害を出す。駆除するにはシバンムシの駆除と同時に生息場所の畳裏やヘリなどにスミスリン粉剤を散布しておきます。

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