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ペースト状獣類忌避剤 ヤシマレント

ペースト状獣類忌避剤 ヤシマレント 商品画像

野生動物と森林植物との共存のために!

製 品 名 ヤシマレント
有効成分 チラニウム[TMTD](25%)、油脂等(75%)
形  状 類白色ペースト
適  用 農薬/農林水産省登録・第15839号
販売元 ヤシマ産業株式会社

※ヤシマレントは農薬であり、下記該当の樹木での獣忌避目的となります。
  それ以外での場所では使用できませんのでご注意下さい。

製品特長

【水が不要】

  • ヤシマレントはペースト状の塗布剤ですので、全く水を使う必要はありません。
  • そのまま植栽木に塗るだけでOKです。

【簡便・省力】

  • ヤシマレントは造林地で使用するとき、多くの器具を必要としません。
  • 薬剤とゴム手袋と前掛けで充分作業ができます。

【経済的】

  • ヤシマレントはほかの忌避剤と異なり、散布器具や多量の薬剤や水などが不要で、また、防護柵やポリネットに比べ、運搬費や作業費などが大幅に軽減できます。

【効果長持ち】

  • ヤシマレントは油性のペースト状の塗布剤なので、降雨や降雪地帯でも撥水作用があるために長期間の効果が期待できます。

【高い安全性】

  • ヤシマレントは作業員や獣類に対し、悪影響がなく、塗布剤なので環境を汚すことがありません。
  • 塗布後に降雨があっても流亡することがありません。
  • また、他の水を使用する散布剤と異なり飛散しないので、強風下でも安全に処理作業ができます。

【カモシカ・ニホンジカ・ノウサギ・クマによる植栽木の食害状況】

ペースト状獣類忌避剤 ヤシマレント 説明画像1

使用方法

ペースト状獣類忌避剤 ヤシマレント 説明画像2
  • ヤシマレントの容器を腰のベルトやヒモに固定します。
  • 急峻な造林地や雑草木などがあっても安全で作業性も良好です。
ペースト状獣類忌避剤 ヤシマレント 説明画像3ペースト状獣類忌避剤 ヤシマレント 矢印画像ペースト状獣類忌避剤 ヤシマレント 説明画像4ペースト状獣類忌避剤 ヤシマレント 矢印画像ペースト状獣類忌避剤 ヤシマレント 説明画像5

【ヒノキの場合】

  • ゴム手袋を着用した片方の人差し指又は中指で容器内のヤシマレントを少量すくい取ります。
  • すくい取った片方の手のひらや指にも十分にこすりつけます。
  • ヤシマレントの付着していない方の手で葉の裏側を支え、葉の表側に軽いタッチで塗りつけます。
  • 目安としては塗った後に葉の色が透けて見える程度の量です。
ペースト状獣類忌避剤 ヤシマレント 説明画像6ペースト状獣類忌避剤 ヤシマレント 矢印画像ペースト状獣類忌避剤 ヤシマレント 説明画像7ペースト状獣類忌避剤 ヤシマレント 矢印画像ペースト状獣類忌避剤 ヤシマレント 説明画像8ペースト状獣類忌避剤 ヤシマレント 矢印画像ペースト状獣類忌避剤 ヤシマレント 説明画像9

【スギの場合】

  • ヤシマレントを両手の手のひらに塗りつけてください。
  • 葉全体に両手で軽く塗りつけます。
  • あるいは、片手で軽くつかむようにタッチして塗りつけることもできます。
ペースト状獣類忌避剤 ヤシマレント 説明画像6ペースト状獣類忌避剤 ヤシマレント 矢印画像ペースト状獣類忌避剤 ヤシマレント 説明画像10
  • シカ・ノウサギが対象の場合は、葉の表面だけでなく、枝及び幹全体に塗布します。
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  • クマが対象の場合は、両手で幹全体(傾斜地では山側の幹半周)に充分に塗布します。

ヤシマレントの塗布部分

  • カモシカ、ニホンジカ、ノウサギ、クマなどによる被害が発生しやすいのは、主に植栽木以外の餌植物が枯れる冬期です。したがって、秋期に植栽木に処理するのが効果的です。なお、新植地や、何らかの理由で植栽木以外の餌植物が不足しているようなところでは、期を選ばず使用して下さい。また、新芽、新葉に処理する場合には葉裏などの気孔を塞がぬよう注意して下さい。

【カモシカの場合】

  • 食害部位が、植栽期の梢頭と、これをとりまく側枝5~6本の先端部分になるべく葉の表面に付着するよう軽く塗布します。

【ニホンジカ・ノウサギの場合】

  • 葉の部位だけでなく、樹幹部分や枝部分などに、切断やハギなどの食害が生じますので、葉の表面、枝、幹全体に塗布します。

【クマの場合】

  • 地際から30cm位の高さに、傾斜地では山側の樹幹周囲半分に、平坦な場所では樹幹全体に塗布します。
ペースト状獣類忌避剤 ヤシマレント 説明画像12
ペースト状獣類忌避剤 ヤシマレント 説明画像13

使用上の注意

  • 使用前にはラベルをよく読んでください。また、ラベルの記載以外には使用しないでください。
  • 苗木への塗布に際しては、葉の気孔が多くふさがれると薬害を生ずる恐れがあるので、適量を取り、よくのばし、軽く触れる程度に塗布し、すり込むような塗布は避けてください。
  • ひのきの葉に使用するときは、葉の表に塗布し、裏の塗布は避けるよう注意してください。
  • 本罪は貯蔵中に油分の分離を生ずることがあるので、使用の際は攪拌して均一な状態としてから塗布してください。
  • 幼齢木でカモシカを対象とする場合は、葉が食害を受けるので葉に塗布してください。また、ノウサギ、ニホンジカを対象とする場合は、枝及び幹も食害を受けるので、葉と枝及び幹に塗布してください。
  • クマを対象とする場合、傾斜地では山側の樹幹周囲半分に、平坦な場所では幹周全体に、所定量を塗布してください。
  • 降雨直後または雨天の塗布は避け、樹皮が雨などで濡れているときは乾いてから塗布してください。
  • 他剤とは混用しないでください。
  • 本剤は夏期の高温時には一部分が油状化することがあります。使用時は固化しますので効果には支障がありません。
  • 火気の付近で使用しないでください。
  • 本剤の使用にあたっては、林業試験場、林業指導書等、関係機関の指導を受けてください。
  • 取扱いには十分注意してください。誤って飲み込んだ場合には吐き出させ、直ちに医師の手当てを受けてください。本剤使用中に身体に異常を感じた場合には直ちに医師の手当てを受けてください。
  • 本剤は目に対して強い刺激性があるので、薬剤が目に入らないように注意してください。目に入った場合には直ちに十分に水洗し、眼科医の手当てを受けてください。
  • 本剤は皮膚に対して刺激性があるので皮膚に付着しないよう注意してください。付着した場合には直ちに石けんでよく洗うとともに衣類を交換してください。
  • 作業時に着用していた衣類等は他のものとは分けて洗濯してください。
  • かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意してください。
  • 本剤は魚介類に強い影響を及ぼしますが(本剤の原体の魚毒性はC類ですが、製剤は固着性の良い塗布剤なので)通常の使用方法では影響がほとんどありません
  • 残りの薬剤は河川等に流さず容器等は、環境に影響を与えないよう適切に処理してください。
  • 直射日光は避け、低温で乾燥した場所に密封して保管してください。また、小児の手に届くところには置かないでください。薬剤の有効年限は3年です。