虫さされ、かゆみの治療には、かゆみをすみやかにしかもしっかりおさえ、きこわし等による悪化を防ぐことが重要です。ステロイド成分は、虫さされ等によるアレルギー性の炎症をおさえますので、 主にかゆみの長期化と悪化の回避に有効にはたらきます。 特に、ダニやノミなどによるかゆみには、ステロイド成分が適しています。
ステロイド成分による副作用は、皮ふが薄い顔や首等にあらわれやすく、顔の場合は、お酒を飲んだ時のように赤ら顔になることがあります。 これらは、主に長期継続使用した場合に発生します。 液体ムヒS2aに配合されているデキサメタゾン酢酸エステルは、作用緩和なステロイド成分ですので、 虫さされ等小さな患部に短期間使用する場合には副作用はほとんどありません。
同じ部位に継続して使う場合は、顔には2週間以内、その他の部位は4週間以内を目安にしてください。 早めに使って早めに治すことが、ステロイド成分配合剤の上手な使い方です。